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 『ペラタゴニスタ』

2019/7/6 Album
INS-009
発売元inspiritual records
¥3,000円(税込) 

1 ヒーロー
2 うつくしい花となれ
3 ドミソはハーモニー
4 Sweet Harmony
5 白雨の故郷
6 のむらのうた~がんばってみるけん 応援してやなぁ~
7 半ズボンの恋の物語
8 ワン
9 ひとりじゃない
10 パラボラ
11 エンターテイナー
12 拝啓、あの頃の僕へ
13 アイシテル
14 ちいさな勲章
15 ステキな関係

Bonus Track
ドットライナー dot dot dot!!!

 メンバーによるセルフライナーノーツ



1 ヒーロー
確かこの曲が出来たのは渋公でのライブの前の年くらいだったから、14年近く前に生まれた曲。
杉ちゃんの仮歌にあった「僕ら繋がってる未来を信じてるから」という言葉を元にストーリーを広げました。
あの日描いた未来に僕らは今まさに立っている訳だけれど、
どんな時でも過去の自分に誇れる自分でいたいなと思っています。(奥村伸二)


2 うつくしい花となれ
元INSPiメンバーの岡田健次良との共作。
歌詞を書いたとき、なんとなくお坊さんの法話みたいなイメージで書いてた。
あとで「我慢」とは元々仏教の言葉で「我意に執着して驕る心から離れられない慢心」の意と知る。
誰にも見られないで黙って咲く『花』と、「我慢」が続く『自分』との対比ともとれるか。(杉田篤史)


3 ドミソはハーモニー
‪NHK「みんなのうた」用に作った楽曲。
「ハーモニーって何ですか」「ドミソって何ですか」
基本的な事をスタッフと議論しながら、歌詞の世界観を作り上げていきました。
同時に、何はともあれ「ドミソを体験してもらわないと!」という結論に。
そう、だから、歌って下さい。「ッハイ!」‬(大倉智之)


4 Sweet Harmony
この曲は恋愛における調和の歌。お互いが”違う”からこそ調和は楽しい。
時に不協和音さえも愛しく想える。
日常の中にあるそんなキュンとなる調和を、
小粋なアカペラバラードにアレンジ。
Aメロ、Bメロ、サビが全部違うキーという転調の嵐。(吉田圭介)


5 白雨の故郷
僕の生まれ故郷の京都を思いながら書いた曲。
目の前が真っ白に見える程激しく降る雨のことを白雨(はくう)と言います。
京都は特に京都市内は盆地で、夏になるとどしゃぶりの夕立がよく降りました。
故郷を思う気持ち、家族を思う気持ちというのはどれだけ年を重ねても説明が難しく、
それだけに人生における最も大事なテーマのひとつだと思っています。(奥村伸二)


6 のむらのうた~がんばってみるけん 応援してやなぁ~
平成30年7月豪雨で被災した愛媛県西予市野村町の子どもたちとつくった歌。
1日のワークショップで1コーラスをつくり、
2コーラス以降は野村町の小中高生全員からもらったアンケートを元に豪雨災害前の野村の日常を歌詞にしました。
クラウドファンディング支援のおかげで完成した曲。深く感謝いたします。(杉田篤史)


7 半ズボンの恋の物語‪
2003年、小学校時代の友人同士の結婚に触発され、祝福と若干の悔しさを胸に作った楽曲。
なんせマドンナ的だった彼女とそーでもなかった彼(失礼!勉強は天才的に優秀でした)の結婚。
長年の片想いを叶えることとなった彼の姿に、「奇跡」の存在と、「幸せ」の形と人間の「強さ」を見ました。
あなたのその想いも、想えば、叶う。きっと。(大倉智之)


‬ 8 ワン
2012年の年末に息を引き取った実家の愛犬「レオ」が
こんな風に思っていてくれたらいいな、と作った曲です。
ペットロスを昇華したアカペラ落語2013年の演目「生まれ変わりオーディション」で初演。
その後、テレビ静岡「第33回日本平桜マラソン」のテーマソングとしてリリース。
走り続けるINSPiをこの曲と一緒に見ていてね。(北剛彦)


9 ひとりじゃない
2015年奥村伸二が病にかかったときつくった歌。
治療のため活動を休むことになったとき、
他の5人で「INSPiの活動を止めずに奥村が帰ってくる場所を守ろう。」と決めました。
何もできないけど、「ひとりじゃないんだ」と感じてもらえたらそれでいいと思っていました。
アカペラである意味がある楽曲です。(杉田篤史)


10 パラボラ
友人のピアニスト、佐藤ひろのすけとの共作。
僕にしては珍しい、曲が先パターンでしたが、サビの真っ逆さまというワードはすんなり出たように思います。
天にも昇るようなふわふわした恋じゃなく、天に落ちていくような、抗えない恋。そんな感じ。
いいよね、恋って。(大倉智之)


11 エンターテイナー
‪人生をステージに例えて、その真ん中で強く楽しく生きる姿を歌った曲。
「人生の主人公」という意味で、
自分の中で一番ペラタゴニスタのテーマを歌った曲なんじゃないかなと思っています。
PVも結構力を入れて作ったので、それも併せて聞いてもらえれば。(大倉智之)


12 拝啓、あの頃の僕へ
”あの時の自分にこう言って伝えたい”という想いから広がる心の旅。
色んな場面の懐かしい景色が思い返される曲だし、その風景を描くように編曲できた。
特に思い出のページを、どんどんめくるような2番Aメロ。
夕焼けの下校時間の2番Bメロ。
、、、
心温まるタイムスリップを体験してください。(吉田圭介)


13 アイシテル
10年以上前、FC旅行の企画で作った曲。
曲を聴かせずプレゼンするというとんでも企画で勝ち残った。
とんでもなく青臭い曲だけれども、こんな想いは青春時代の皆にあるあるだとは今でも思っている。
ライブでは深く考えずに、BPM150を楽しんでのってほしいな。
まぁ、アイシテルんならさっさとアイシテルって叫んどけ、ってことだ。(渡辺崇文)


14 ちいさな勲章
ファンの皆様への感謝を綴った曲。
メンバーひとりひとりが、INSPiを支えてくれている、ひとりひとりへと祈りをこめて。
道に迷ったり見失いそうな時にはこのメロディーを思い出す。
いつの日か君に、そう君に。でっかいトロフィーをあげられる日を夢見て。(渡辺崇文)


15 ステキな関係
夫婦のコミュニケーションをデザインする書籍「マリッジノート 」の作者、湯原玲奈さんとの共作。
圭介のJazzyなDoo-Wopアレンジが秀逸。僕らと応援してくれるみなさんとの関係も
『もとは他人なのにいつかまるで自分の一部』っていうステキな関係になれたら、、、
と思うのは少々欲張り過ぎでしょうか。(杉田篤史)


Bonus Track ドットライナー dot dot dot!!!
ものづくりにかける情熱は、ミュージシャンも文具メーカーも変わらなかった。
コクヨのテープのり「ドットライナー」開発者へのインタビューから飛び出した言葉たちを、
ラテンなアカペラサウンドでダンスとともに表現。
様々な縁がノリのようにくっついて生まれました。(北剛彦)